仕事の探し方
店側から見た序列と、足で行く人が強い理由。職種ごとに見られるものが違うので、その地図も置いてあります。
動かせるもの=技
店側から見た序列
経験があるのが、結局最優先。で、長くいられる人。
嘘つきは論外。英語の流暢さより、朗らかさと積極性を出せること。
「何でもやります」は最悪。
飲食にとって最初の1ヶ月は、研修で店がマイナスになる期間——そこに「セカンド取りに来ました!」と来る。
店に聞こえているのは「88日で辞めます」。
やりたいこと・身につけたいものを決めると、選択肢が狭くなると思うかもしれない。そこは、レジュメを渡すときの伝え方でカバーする。
決まってる人のほうが、店から見ても分かりやすい。「何でもやります」より「これがやりたいから、ここで働きたい」のほうが、雇う側の頭には残ります。
渡すときに何を言うかは、練習で作れます。私が現地で実際に使ってきた言い方は、ケアンズフレーズにまとめてあります。
ケアンズで実際に使うフレーズ(178本) →探し方と、資格の実態
応募フォームは、人間がレジュメを読む前にビザの欄で機械的に絞られる。足で行く人は、その前に「人として」会える。
⚠ただし「Are you hiring?」って聞かれるのにうんざりしてる店もある。なぜこの店なのか、を一言添えること。
RSA(お酒を出すのに要る資格)は「雇用開始から30日以内」ルール。
後からでも間に合う——だからこそ、先に持ってる人が目立つ。ゲーミング系はRSGも。
Food safetyは「求人票に書かれないけど要る」構造(義務が店側に載っているから)。断られたら、その足で次の店へ。
職種の地図
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カフェ・レストラン・バーのホール
お客さんと話す側。QLDでは酒を出す店ならホールでもRSA(お酒を出すのに要る資格)が要ります
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キッチン(調理場)
作る側。話すより、注文伝票が読めて指示が聞き取れること
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ホテル・宿(ハウスキーピング/フロント/朝食)
宿の形もハウスキーピングの中身も色々ある系統
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ツアー・アクティビティ(ガイド・ボート・予約・レンタカー)
観光の街の本丸。接客英語ど真ん中
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日本語が武器になる枠(ジャパレス・日本人向けツアーデスク)
入りやすい。そのぶん注意点あり(結果で説明します)
職種ごとの、効かせ方
診断では、あなたが選んだ職種のぶんだけが出ます。ここでは全部ひらいて置いておきます。
☕ バリスタ
マシン経験があるなら、それはケアンズでは口で言うより淹れて見せるもの。トライアルで一杯作らせてもらえる流れに持っていくこと。
それと、これは腕がある人にしか言えない話——「完全に英語環境で・フルタイム相当で・ビザの対象で」の三拍子が揃う数少ないワンチャンが、バリスタです。忙しい店に入れる腕は、時間の壁も破れるので。
🔪 シェフ
これも、腕がある人にしか言えない話——シェフは、バリスタほどワーホリ同士の取り合いになりません。そして、スポンサーには強い。
求人には「chef」とか「qualified」(資格持ち)って書いてあります。でも、ケアンズは田舎。歴がちゃんとしていれば、雇ってもらえることもある。
🍳 キッチン
キッチンは英語の要求される質が違います。注文伝票(dockets)と安全手順が読めれば戦える。
ここで経験と耳を作って、ホールを本命にするなら2、3箇所目で。
🛏 ホテル・宿
ホテルなら「下から入って上がる」道があります。クリーナーから入って、お客さんに話しかけまくって、マネージャーに交渉して、朝食ビュッフェのスタッフまで行った人を知っています。入口の職種は、最終形じゃありません。
ただし宿の形は色々で、ゲストハウスに同じ道があるとは限りません。かわりにフリアコ(清掃を手伝って宿代タダ・家賃と相殺)の口があったりします——ただしそれは宿代の話であって仕事ではないので、セカンド・サードの日数には入りません。
🇯🇵 日本語が武器になる枠
日本語が武器になる枠は、入りやすいぶん、英語が伸びにくい。逃げ場があると使っちゃうタイプなら、ここは「最初の一つ」と決めて、2箇所目で出る計画を最初から持っておくこと。
この部屋に関係する、よく聞かれること
Q.仕事、ほんとに見つかりますか?
時期や縁もあるし、保証はできません。周りよりも実例と探し方を知ってるだけです。
ただ、ケアンズは好き嫌いがはっきり出る街だし、あなたと同じ考えの人は多いから、人が流動的で、そのぶん求人も回転します。
あと、オーストラリアは日本に比べて「とりあえず言ってみる」文化。黙って完璧を待つほうが、ここでは不自然です。
Q.バリスタ経験って必要ですか?
必要ではないです。順番の問題。
ただ、腕がある人にしか言えない話がひとつあって——「完全に英語環境で・フルタイム相当で・ビザの対象で」の三拍子が揃う数少ない例が、バリスタです。忙しい店に入れる腕は、時間の壁も破れるので。
マシン経験があるなら、それは口で言うより淹れて見せるものです。
私は英検1級持ってるレベルの英語力はありますが、それだけでは三拍子揃わなかったので、掛け持ちしてました。
Q.仕事を見つけてから移動したい
先に見つけてくる人もいる。
英語圏で同じ職種の経験があって、カバーレターを書いてもらえて、電話で話ができて、くらいならいける。ゼロじゃない。
でも、顔が見られない相手を、今すぐトライアルに呼べるレジュメの山より優先するなら、それなりの理由がいる——というだけ。
この情報は、いつのものか
最終確認:2026年8月11日。公開している間は、気づいたところから手を入れ続けます。
制度の話は変わります。特に変わりやすいのは、この3つ——
- •同一雇用主6ヶ月の免除(ホスピタリティ等)は「政府が決め直すまで」の時限措置です。
- •交通違反の反則金はQLDで毎年7月1日に改定されます(2026年も上がりました)。
- •入国時に見せるお金の目安や申請料などの金額は、随時改定されます。
申請や判断の前には、必ず公式で最新を確認してください。ここに書いてあることは、確認の代わりにはなりません。
私は移民エージェントではありません。ビザの制度・対象地域・対象業種の判断は、内務省の公式情報か登録移民エージェント(RMA)で確認してください。ここにあるのは、仕事の探し方と伝え方の話だけです。
内務省公式サイト(対象地域・対象業種はここで確認) →